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眞茶屋ヒストリー

宮古島への移住

約30年前に、青い海に魅了されて京都から宮古島に移住。
今では伊良部大橋の完成で有名になりましたが、当時は名前を言っても誰も分からない小さな島でした。
数年後、島の人と結婚し、嫁ぎ先の義母から郷土料理を習ったとき、風土に沿った調理法があるのだと実感し、島の料理に興味を持ちました。

眞茶屋の開業

そんな時、旧盆の中日におばぁの作ったぜんざいを初めて食べ、素朴な味わいと珍しい食触に心を打たれ「これをたくさんの人に食べてもらいたい!」と思いました。
この島の新鮮な食材を使った伝統な郷土料理を観光客に伝えたい。その想いから2000年11月に「眞茶屋(まっちゃや)」を開業。
メインメニューのぜんざいは全国でも珍しい宮古あずき(黒ささげ)をベースにした郷土料理(甘味)です。「宮古ぜんざい」と名付け、他のぜんざいとは区別出来るようにし、店の看板メニューにしました。

2011年8月、新設の宮古島市公設市場に島の料理を提供する店として移転。店名を「宮古ぜんざいと家(やぁ)めしの店 眞茶屋」に改名。市場という立地を活用し、地産地消に協力下さる農家さん・仲買さんを巻き込んだランチメニューの販売を開始。伊良部島から仕入れる新鮮生マグロを使った「近海生マグロの漬け丼」や県産豚肉を使った「ゆで豚おろし 手作りシークァーサーポン酢」、伊良部島産マグロを使った「島のお魚フライ」など独自の強みを打ち出した料理を提供しています。

眞茶屋乃宿の誕生と今後の展望
コロナ禍により大変な時期もありましたが、終息したら必ず観光客のお客様は戻ってくると信じていました。
そして眞茶屋は「眞茶屋スタイル」でじっくり島の事を伝えられるお店。今までやってきたことを継続しながら、ゲストとお話の時間が持てる様な環境。
それらを備えた新しい施設の一つ「眞茶屋乃宿」を開業する運びとなりました。

今後は宿泊施設の他、カフェの併設やテイクアウト販売なども提供できる施設を目指してやっていきたいと思います。